ao aqua

つくば市民大学の
キャリア養成講座がありました。

こころが伝わるメッセージを発見。
思わずパチリ。



言いたくはないのですが。。。から始まる自己紹介を。

今日のつくば市民大学のセミナーにあった
ワークショップのひとつです。


この言いたくないこと、隠しておきたいことを
カミングアウトするという手法は
ほかのワークショップでも経験したことがあるのですが
心のブレーキを外してくれると思います。

ということで、
この場で言いたくないことを書いてしまうと・・・

以前の日記でも触れたことがあるかもしれませんが
私の両親は暴力の伴うけんかばかりをしていました。

自宅にある神棚にも、初詣のときにも、仏壇にも
「家庭円満」を祈っては、
叶えられないことに嫌気がさし
誰かが死んでしまうまえに
早く離婚してくれないかと思っていたほどです。

おまけに
私の両親は私たち子供のことをほめてはくれない人だったので
気がつくと、自分の存在価値を感じられなくなっていました。
ダメな人間なんだな。
私たちがいるからこそ、両親はけんかするのかな。
生きている価値はないのかもしれない。

大人になった今では
そこまで極端なことは思いませんが
ずっと心にぽっかりと穴があいているようでした。
常に満たされない。
常にさびしい。

そんな私が新卒のときに選んだ職業は
ウェディングプランナーでした。

結婚に、家庭を築くことにあこがれがないと言いつつ
人一倍、あこがれていたんだろうなと思います。
人一倍、愛情に飢えていたんだろうと。
幸せな家族にあこがれていたんだろうと。

でも、そんなものなんてあるわけないと信じられなくて
それでも信じたくて、
ブライダル業を選んだのかもしれません。

そして、私自身の結婚。
夫に、求めてばかりだと思います。
認めて欲しいと、許してほしいと、愛してほしいと。
自分勝手な私を受け入れろなんて都合のいい話なんだけど
無条件に受け入れて欲しいとそう思っている。

両親に満たしてもらえなかったことを、
夫に満たしてもらいたいと思っているんだなと思います。

でも
心にあいた穴を満たすことができるのは
自分が人を愛すること、感謝することしかないのだとも思います。

私と夫は
けんかしてばかり。

家族すら笑顔にできなくて
家族すら幸せにできなくて
そんな私が何ができるんだと思わなくもないですが
ひとりでも多くの人たちを笑顔にしたい。
幸せをわかちあってほしい。

その手段はいろいろあるけれど
やはりブライダル業にこだわりたいと思う
今日この頃です。
（飽きっぽい私は、すぐに違うことを言うかもしれませんが・・・）


大切だと思う人に出会い
これからの人生を
一緒に生きていこうと決める。


長い人生の中で
多くの好きな人、大切な人に出会います。
結婚だけがしあわせのかたちではないけれど
それでも、たくさんの人たちの中から出会い
結婚というかたちを選び
ともに生きていくことを選ぶのは
強い気持ちが必要。
そして、それがかなえられるのは
育ててくれた、支えてくれたみんなのおかげ。

そんな幸せを
そんな決断を
感謝の気持ちを
あらたな人生のはじまりを
たくさんの笑顔で、
あたたかい涙で
ずっとずっと忘れないでいられるような
心に刻む日にしたい。


それが私の
夢なのかもしれません。