2009年07月10日

落花流水

紫陽花の季節も
もうすぐ終わりかな。

落花流水


「落花流水」

散り行く花と流れる水、落花が水に流れる様子から過ぎ行く春の景色を表す言葉。
「花は散り水は流れ去る」ということから、転じて人や物事の零落や衰退を表す言葉にも。
広辞苑には、「男に女を思う情があれば、女にもまた男を慕う情の生ずること・相思相愛」


なぜ、この言葉の意味を調べたかというと
昨日、山本文緒さんの「落花流水」を読んだから。

きれいなタイトルだな、と思って手に取り
読んでみて、この熟語の意味を知りたくなって。

女性たちの人生を書いた小説で
どの意味も含んだ、このタイトルなんだろうなと。

この作者にとって
ポイントをおいた言葉ではないのだろうけれど
唸った言葉が2つ。

「ママは叱ったのではなく、どうしてそういうこをするのか、WHY?
と聞いただけなのに・・・(以下略)」

子供を注意するときは、
こんな姿勢でありたいと思っています。
(ただ怒る、叱るほうが多いのが現実ですが・・・)


「どうしてマリは、もう人生が終わったような顔をしているの?」

年齢にかかわらず、こんな諦めた顔をしている人ってみかけます。
あまり長生きしたいとも思えないし
今日人生が終わったところで大きな後悔はないと思っている
そんな私はどう映っているのだろうと、ドキリとしました。
イキイキとした表情をしている人でありたい。



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Posted by みずえ at 09:21│Comments(0)book
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